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韓国政府は、非対面時代の中核技術であるVR=バーチャルリアリティーとAR=拡張現実を製造業や医療などさまざまな分野にも拡大させるための規制改革ロードマップを近く発表します。
文在寅(ムン・ジェイン)大統領と丁世均(チョン・セギュン)国務総理は27日に開いた会合で、VR・AR分野の規制改革に関する方策について議論しました。
丁総理は、「非対面時代の中核技術であるVR・AR分野は、技術発展のスピードが速いため、関連産業の発展に向けて新しい基準を迅速に設け、不明確な制度を整備しなければならない」と述べました。
これについて文大統領は、「新しい分野の規制は原則的にネガティブ方式で推進して、あとで問題が発生した場合に審査を経て規制する方向で進めるべき」と強調しました。
政府が発表する予定の規制革新ロードマップには、ゲームや教育、訓練が中心となっている現在のVR・AR分野を文化、製造、交通、医療分野に拡大させる内容などが含まれるということです。