中国南部で豪雨による大きな被害が出たことについて、文在寅(ムン・ジェイン)大統領がお見舞いのメッセージを送ったのに対して、中国の習近平国家主席は謝意を伝えてきました。
大統領府青瓦台が18日、発表したところによりますと、習主席はこの中で、文大統領のお見舞いに謝意を示し、「韓国の一部の地域でも大雨や土砂崩れで被害が発生したと聞いている」としてお見舞いのメッセージを伝えてきたということです。
また「ことし、韓中両国は感染症対策の協力で多くの成果を上げ、高いレベルの2国関係を示した」と評価しました。
前日の17日には、安倍晋三首相も、九州を中心とする豪雨被害に対する文大統領のお見舞いに謝意を伝えてきました。
青瓦台によりますと、この中には「文大統領の心温まるお見舞いのメッセージに心から感謝する。日本政府は人命救助、緊急災害支援、そして1日も早い被災地の復旧のために最善を尽くす」と記されていたということです。
文大統領は今月10日、中国と日本で豪雨によって多くの犠牲者や被害が出たことについて、習主席と安倍首相にお見舞いのメッセージを送っていました。