海開きとなった各地の海水浴場について、海洋水産部は8日、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、海水浴場での夜間の飲酒・飲食を禁止する行政命令を発例すると発表しました。
行政命令の対象となるのは、釜山(プサン)の海雲台(ヘウンデ)など、大型の海水浴場21か所で、海水浴シーズン中の午後6時から次の日の午前9時まで、飲食や飲酒が禁止されます。行政命令に従わない場合、感染病予防法に基づき、300万ウォン以下の罰金が科されます。
海洋水産部によりますと、今月6日時点で、全国で76の海水浴場で海開きが行われ、これまでに訪れた人は、去年同じ期間の38%に当たる210万人に留まりましたが、今月に入って、本格的な海水浴がシーズンとなり、一日の訪問客は、増加傾向にあるということです。
海洋水産部は、先月11日から今月3日かけて、全国124の海水浴場でウイルス対策が取られているか点検を行いましたが、海水浴シーズン中には、262の海水浴場を点検する計画です。
また、 全羅南道(チョンラナムド)にある15の海水浴場では、事前に予約した人のみ入場できるようにする、事前予約制度を今月1日から実施しており、これまで、1万1000人の予約を受け付けたということです。