韓国駐留アメリカ軍は16日、 駐留経費負担に関する特別協定(SMA)締結に向けた交渉が長期化していることで、無給休職に入っていた韓国駐留アメリカ軍基地の韓国人従業員が15日、全員業務に復帰したと明らかにしました。
韓国人従業員およそ4000人が業務に復帰した15日、韓国駐留アメリカ軍のフェイスブックには、「韓国人従業員の復帰を歓迎します」と書かれたプラカードの写真が投稿されました。
韓国駐留アメリカ軍のSMA締結に向けた交渉が長期化していることから、アメリカ政府は、4月から、在韓米軍基地で働く韓国人従業員の半分に当たるおよそ4000人に対し、無期限の無給休職に入ることを通知しました。今月3日、SMAを妥結する前に韓国が人件費を優先的に支給するという韓国の提案を、アメリカ国防総省が受け入れたことで、無給休職は終了となりました。