文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、新型コロナウイルスの感染防止対策と関連して、感染防止のルールを守らない個人や事業者に対しては、厳罰をもって対処すべきだと述べました。文大統領は8日、丁世均(チョン・セギュン)国務総理との定例会議で新型コロナウイルスの対応状況について報告を受けたあと、「嘘の陳述で疫学調査を妨害する個人や、故意に防疫ルールに違反する事業者については、多くの国民の安全ために厳正に対応しなければならない」と述べました。また、そのような行為をとった者に対して、「関係機関が協力して断固たる法的措置をとり、故意性が確認された場合は、損害賠償請求権の行使を積極的に検討する必要がある」と強調しました。政府は9日、丁国務総理をトップとする関係長官会議を開き、故意による調査妨害や防疫ルール違反行為に対する対応策を議論する予定です。