メニューへ 本文へ
Go Top

政治

最大野党の院内代表 慰安婦問題で政府の対応を批判

Write: 2020-05-29 11:57:50Update: 2020-06-01 18:23:47

最大野党の院内代表 慰安婦問題で政府の対応を批判

Photo : YONHAP News

慰安婦被害者を支援する市民団体「正義記憶連帯」の代表を務め、与党「共に民主党」の国会議員として当選した尹美香(ユン・ミヒャン)氏について寄付金の不正流用疑惑が持ち上がるなか、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と与野党の院内代表による昼食会が28日開かれ、最大野党「未来統合党」の朱豪英(チュ・ホヨン)院内代表は、慰安婦問題に対する政府の対応を批判しました。
朱豪英院内代表が昼食会のあと記者会見し、明らかにしました。
それによりますと、昼食会では様々な懸案について意見が交わされ、尹美香氏に関する話題も出たということです。
このなかで朱代表は、「慰安婦問題は、国が何もしないことは違憲だという憲法裁判所の判断があった。前の政権で合意したことを現政権が無力化し、3年間何も努力していないことで、違憲状態が続いている」とし、尹美香氏をめぐる疑惑が出ていることについても「補償に関する被害者の立場をきちんと反映しなかったため」と指摘したということです。
こうした発言は、日本政府からの補償金を受け取る意向を示した被害者がいたにもかかわらず、政府が市民団体に振り回され、実質的な問題解決の努力を怠ったという指摘と解釈されています。
これに対し文大統領は、尹氏や正義記憶連帯には触れず、韓日合意の内容が事前に被害者と共有されていれば受け入れられる可能性もあったが、一方的なものになったとの認識を示したということです。

★2020年6月1日修正

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >