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政治

「非対面診療」 政府が導入を前向きに検討

Write: 2020-05-15 14:34:35Update: 2020-05-19 03:21:11

「非対面診療」 政府が導入を前向きに検討

Photo : KBS News

新型コロナウイルスの感染拡大を機に、患者と対面しない「非対面診療」の導入が進められようとしています。
大統領府青瓦台は金淵明(キム・ヨンミョン)社会首席秘書官は14日、「非対面診療について最近、前向きに評価する動きがあり、導入に向けた検討が必要だ」と述べました。
韓国では非対面診療は導入していませんが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて2月末から一時的に認められています。
それ以降これまでに電話を通じて行われた診療の件数は26万件を超えていて、半分以上が中小規模の病院で行われ、誤診の事例は報告されていません。
金秘書官は、「非対面診療を導入すれば、小規模な病院の経営が厳しくなるとの懸念があったが、実際にやってみると心配するほどではなかった」としています。
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は10日の就任3周年記念演説で、新型コロナウイルスが終息した以降の対策として非対面医療サービスの重要性に触れており、企画財政部も非対面診療の拡大を積極的に推進するとしています。
一方、与党「共に民主党」は、安全性や医療の営利化に対する懸念から、非対面診療の導入には慎重な姿勢を示しています。
韓国では、非対面診療の導入に向けた法案が第18代国会で発議されましたが、審議が進まず、その後も発議と廃棄を繰り返してきました。

★2020年5月19日修正

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