与党「共に民主党」は、比例代表選挙用に設立した衛星政党「共に市民党」を吸収し、177議席の単一政党として第21代国会を迎えることになりました。
「共に民主党」と「共に市民党」は13日、国会で合同会議を開き、政党合併を決定しました。
選挙管理委員会への申告を終えれば、第21代国会での「共に民主党」は地域選挙区163議席、比例代表14議席となり、国会全体の300議席のうち177議席を占めることになります。
「共に市民党」はことし3月、比例連合政党プラットフォーム「市民のために」を母体として、「共に民主党」、「基本所得党」、「時代転換」、「行こう環境党」などが参加して発足し、総選挙で17の比例代表議席を確保しました。
このうち、「共に市民党」の当選者1人は不動産関連の疑惑で除名となり、2人はそれぞれ所属政党の「基本所得党」と「時代転換」に復帰して3議席が減って、現在は14議席となっています。
この日開かれた合同会議で「共に民主党」の李海瓚(イ・ヘチャン)代表は、「われわれが国会の1年目をどう送るかに、民主改革勢力による政権再創出の可能性を見極める試金石となるだろう」と述べました。