産業通商資源部は12日、ドイツの連邦経済エネルギー省 とテレビ会議を行い、エネルギー分野における協力強化に向けたロードマップをまとめました。
韓国とドイツは去年12月、エネルギー転換協力協同意向合意書を締結しており、今回作成したロードマップは、この合意書に基づいた取り組みの一つです。ロードマップには、両国が毎年委員会を開き、エネルギー転換、クリーンエネルギー技術の発展、原発解体など、エネルギー政策を巡って両国が連携して取り組むことなどが盛り込まれています。
両国は、当初、3月末にドイツのベルリンで開催予定だったBETD=ベルリンエネルギー転換対話でロードマップを発表する計画でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大により、行事が中止となり、ロードマップの発表は延期されました。
産業通商資源部の関係者は、「両国は、ヨーロッパとアジアを代表する製造国であり、エネルギ―転換を推進する国として、エネルギー転換をけん引し、世界的な気候変動に対応するため、協力を深めていく方針だ」と説明しました。