文在寅(ムン・ジェイン)大統領は10日で就任から4年目を迎えますが、歴代政権の就任4年目に入った段階での支持率を見比べた場合、文在寅政権は歴代政権のうち最も高い支持率を維持していることが分かりました。
文在寅政権は、政権の後半期に差し掛かったにもかかわらず、新型コロナウイルスへの対応が高く評価され、最近ではとくに支持率が高い水準を維持しています。
世論調査機関のリアルメーターがTBS=ソウル交通放送の依頼で4日と6日に全国の18歳以上の有権者1508人を対象に調査した結果、文大統領の国政運営に対する前向きな評価は、前の週に比べて0.8ポイント上がって61.4%を記録しました。
これは盧泰愚(ノ・テウ)元大統領以降で、歴代政権の同じ時期、就任4年目第1四半期の支持率を比較した場合、最も高い数値で、これまで歴代政権で就任4年目の支持率が50%を超えたことはありませんでした。
一方、今後、新型コロナウイルスによる経済への影響が現実化した場合、世論の変化がみられる可能性もゼロではないとの分析も出ています。
この調査の信頼水準は95%、標本誤差は±2.5ポイントです。
詳しい調査の結果は、リアルメーターと中央選挙世論調査審議委員会のホームページで確認できます。