気象庁は、4月の1か月間、済州島(チェジュド)で雨が降った日は5.5日にとどまり、過去最少を記録したと明らかにしました。
ことし4月の済州島の降水日数は5.5日で、平年の10.3日より4.8日も少なく、1961年に気象観測が始まって以来、4月としては最も少なくなっています。降水量も82.1㎜と、平年の54~75%に過ぎず、4月としては8番目に少ない量となりました。
気象庁の関係者は「温かい空気が シベリア・バイカル湖の北西側に停滞し、弱まった偏西風の影響で、空気が南と北へ流れ込むことで、北西側から冷たく乾燥した空気が韓国に流れ込み、降水日数が少なくなったとみられる」と説明しました。