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政治

国会で懸念される衝突や空転 2大政党による2極化

Write: 2020-05-01 11:02:53Update: 2020-05-11 19:05:34

国会で懸念される衝突や空転 2大政党による2極化

Photo : YONHAP News

国会の立法調査処は、4月15日に投票が行われた第21代国会議員選挙についての報告書を1日まとめ、2つの政党による二極化に懸念を示しました。
それによりますと、2つの大きな政党、与党「共に民主党」と、最大野党「未来統合党」とを合わせた議席数が、比例を合わせると283議席となって定数300の94.3%を占め、1987年の民主化以降に行われた総選挙で二極化がもっとも高くなったと懸念を示しました。
立法調査処は、「第21代国会は、与党中心に2大政党制で運営される可能性が高く、与野党の対立が繰り返される可能性が高くなった」と指摘しました。
また「与党が野党と合意点を見出さずに立法手続きを進めれば、物理的な衝突や国会の空転が生じる可能性がある」と懸念を示し、「対話と妥協の姿勢が必要だ」と提言しています。
これまでの総選挙で、第1党と第2党を合わせた議席占有率の推移をみますと、1988年が62.95%、1992年80.59%、1996年73.91%、2000年91.63%、2004年91.30%、2008年78.26%、2012年93.00%、2016年81.67%で、今回の高さが際立っています。

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