4月15日に行われた国会議員総選挙の投票による新型コロナウイルスの新たな感染者は、出なかったものとみられています。
政府の中央災害対策本部は4月30日、総選挙後、14日間の潜伏期間が過ぎたが、15日午前0時までに、投票や開票作業による感染事例は確認されていないと発表しました。
今回の総選挙は、有権者が2900万人を超えたうえ、感染拡大を防止するため自宅などに自己隔離の対象となっていた有権者およそ1万人も、一般の投票終了の後に投票しました。
このため投票率は28年ぶりの高い水準となりましたが、これらによって新たなコロナ感染者が出ることが心配されていました。