康京和(カン・ギョンファ)外交部長官は28日、国会の外交統一委員会で、ことし上半期に予定されていた習近平国家主席の来韓について「新型コロナウイルスの影響で、上半期中の訪問の可能性は低くなっている」と話しました。
そのうえで「両国が合意した、ことし早期に韓国を訪問するという基本原則には変わりはない」と強調しました。
大統領府青瓦台は、ことし2月、 文在寅(ムン・ジェイン)大統領と習主席が電話で会談し、習主席の上半期中の来韓を、中止することなく、進めることで一致し、具体的な時期は今後調整していくことにしたと明らかにしていました。6月まであと2か月となりましたが、依然として世界中で感染が広がっていて、習主席の来韓は、下半期に延期される可能性が高いとみられます。