第21代国会議員総選挙で、与党「共に民主党」が過半数の議席を確保し、圧勝したことについて、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は16日、「偉大なる国民の選択に対し、喜びよりも重大な責任を身をもって感じる」とする声明を発表しました。
文大統領は声明で「今回の総選挙は、再び世界を驚かせた。国民の積極的な協力と参加のおかげで、新型コロナウイルスが世界中で流行しているなかでも、韓国は、主要国の中で唯一、全国選挙を行うことができた」と評価しました。
そのうえで、「国民が選挙で見せてくれたのは切実さだ。その切実さが国難克服のため死力を尽くしている政府の力になる」として「政府は重い責任感をもって、おごることなく、より謙虚に国民の声に耳を傾ける」との姿勢を示しました。
中央選挙管理委員会によりますと、今回の総選挙の投票率は66.2%と、1992年の総選挙(71.9%)以来、最も高くなっています。