第21代総選挙で、もっとも注目されていたソウル中心部、鐘路区の選挙区で、与党「共に民主党」の李洛淵(イ・ナギョン)前国務総理の当選が確定しました。
政治一番地といわれるソウル鐘路区は、次期大統領選の候補者で世論調査でも好感度1位と2位となっている「共に民主党」の李洛淵(イ・ナギョン)候補と「未来統合党」の黄教安(ファン・ギョアン)候補の一騎打ちとなっていました。
中央選挙管理委員会の15日夜9時半過ぎの発表によりますと、ソウル市鐘路区では、開票率44.5%の時点で、「共に民主党」の 李洛淵(イ・ナギョン)候補が63.2%の得票率となり、「未来統合党」の黄教安(ファン・ギョアン)候補の35.5%を大きく突き放し、当選が確実となりました。
李洛淵氏は、当選確実が発表された後、選挙事務所で花束を手にし、「国民の皆さんがコロナウィルスによる国家的災難を克服し、世界的危機に対処する責任を、与党に任せてくれたおかげです。肩の荷は重いが、渾身の努力を傾けます」と述べました。
また、夜10時15分の開票率65%の時点で、李洛淵候補は得票率58.23%を記録して、事実上当選が決まったことを受け、対立候補の「未来統合党」黄教安(ファン・ギョアン)候補は敗北宣言をしました。