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政治

総選挙開票 与党過半数獲得か 放送3局の出口調査結果から

Write: 2020-04-15 19:20:18Update: 2020-04-16 10:04:57

総選挙開票 与党過半数獲得か 放送3局の出口調査結果から

Photo : YONHAP News

第21代国会議員総選挙の投票が、15日全国一斉に行われました。
韓国放送協会とKBS、MBC、SBSの地上波テレビ3局でつくる放送社共同予測調査委員会(KEP)は、投票が始まった15日午前6時から午後6時まで、全国253選挙区の2300の投票所で、投票を終えた51万人の有権者を対象に出口調査を行いました。
その結果、与党「共に民主党」と比例区の与党系衛星政党「共に市民党」が、議席を大きく伸ばして139議席から158議席を獲得して第一党になることが予想されるほか、最大野党「未来統合党」と比例区の衛星政党「未来韓国党」は、90議席から最大で109議席を獲得し、第二党になることが予想されています。
「正義党」は、2議席、無所属の候補も1人から7人になると予想されます。
出口調査の結果から、KBSは、与党「共に民主党」と比例区の与党系衛星政党「共に市民党」が過半数を超える155議席から178議席、最大野党「未来統合党」と比例区の衛星政党「未来韓国党」は107議席から130議席。
MBCは、与党「共に民主党」と比例区の与党系衛星政党「共に市民党」が153議席から170議席、最大野党「未来統合党」と比例区の衛星政党「未来韓国党」が116議席から133議席。
SBSは、与党「共に民主党」と比例区の与党系衛星政党「共に市民党」が154議席から177議席、最大野党「未来統合党」と比例区の衛星政党「未来韓国党」が107議席から131議席と分析しています。
注目の選挙区をみますと、政治一番地といわれるソウル鐘路区では、次期大統領選の候補者で世論調査でも好感度1位と2位となっている「共に民主党」の李洛淵(イ・ナギョン)候補が53%、「未来統合党」の黄教安(ファン・ギョアン)候補が44.8%となっています。
ソウル広津区乙では、KBSアナウンサー出身で、大統領府青瓦台の前の報道官・高旼廷(コ・ミンジョン)「共に民主党」候補が49.3%、前ソウル市長の呉世勲(オ・セフン)「未来統合党」候補が48.8%となっています。
また、ソウル江南区甲では、保守系の最大野党「未来統合党」候補の太救民(テ・グミン)元イギリス駐在北韓公使が58.4%を獲得し、「共に民主党」候補39.9%を上回っています。
今回の出口調査の結果について、新型コロナウイルスの感染者数が減少傾向にあるうえ、経済が低迷している状況で、政権与党を支持すべきとする世論が浮動層の間で形成されたことが背景にあるとする見方が出ています。
出口調査の回答者数は、当初60万人と予想されていましたが、新型コロナウイルスの影響で回答率が減る可能性があるため、見通しを51万人に引き下げました。
ところで、今回の出口調査の結果には、今月10日と11日に行われた期日前投票の結果は反映されていません。
期日前投票の投票率が過去最高の26.69%を記録し、大きな比率を占めているため、出口調査の正確度にも影響を与えているという懸念も出ています。

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今回の出口調査は、KBS・MBC・SBSが韓国リサーチとIPSOS、コリアリサーチに依頼して15日午前6時から午後5時まで、全国253の選挙区で投票を終えた有権者42万5000人を対象に調査しました。
標本誤差は地域別に95%、信頼水準では ±2.8%p~7.4%pです。

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