文在寅(ムン・ジェイン)大統領の国政運営に対する支持率が54.4%と、この1年5か月間でもっとも高くなったことがわかりました。
世論調査会社「リアルメーター」がニュースチャンネル「YTN」に依頼されて今月6日から10日まで全国の18歳以上の有権者2522人を対象に調査した結果を、13日、発表しました。
それによりますと、文大統領の国政運営に対する前向きな評価は、前の週に比べて0.7ポイント上昇して54.4%だったということです。
これは、リアルメーターの調査結果としては、55.4%だった2018年11月の第1週以来もっとも高いものです。
否定的な評価は0.9ポイント下がって42.3%でした。
リアルメーターの関係者は、「新型コロナウイルスへの政府の対応が評価されたことが大統領の支持率の上昇につながった。また総選挙を控えて、革新系が結集したことも影響しただろう」と説明しています。
総選挙を前に文大統領の支持率が上昇していることは、与党「共に民主党」にも有利に働くという見方が出ています。
この調査の信頼水準は95%、標本誤差は±2.0ポイントです。
詳しい調査の結果は、リアルメーターと中央選挙世論調査審議委員会のホームページで確認できます。