15日に予定されている第21代国会議員を選ぶ選挙の期日前投票が10日始まりました。
期日前投票は10日と11日の2日間、午前6時から午後6時まで行われます。
全国どこの投票所でも予め投票できますが、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、マスクを着用した人だけが投票所に入ることができます。
投票するには、発熱検査を受けたあと、手を消毒し、使い捨てのビニール手袋を着用しなければなりません。
本人であることを確認するときは、身分証明書を示しながらマスクを少しだけ下におろして顔を見せます。
列をつくる際には1メートル以上の距離を保たなければなりません。
新型コロナウイルスへの感染が確認され、施設に隔離されている有権者のため、全国8か所の生活治療センターに特別の投票所が設置されました。
しかし、自己隔離中の人は期日前投票に参加できなくなっているため、中央選挙管理委員会は15日の選挙当日の投票には参加できるようにするための方法を検討しているということです。
10日午後2時現在の投票率は7.2%で、期日前投票制度が導入された最初の全国選挙だった2014年の地方選挙以降では最も高くなっているということです。
文在寅大統領と金正淑(キム・ジョンスク)夫人も10日午前、期日前投票を行い、有権者に対して投票参加を呼びかけました。