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政治

収賄罪などで在宅起訴の前法相 初公判で起訴内容を否認

Write: 2020-03-20 14:30:45Update: 2020-03-20 16:06:58

収賄罪などで在宅起訴の前法相 初公判で起訴内容を否認

Photo : YONHAP News

娘の奨学金に絡む収賄罪などで在宅起訴された曺国(チョ・グク)前法務部長官の事実上の初公判となる公判準備手続きが20日、ソウル中央地裁で行われ、曺被告は、起訴内容を全て否認しました。
公判準備手続きは、本格的な公判に先だって争点を整理するための準備手続きで、被告の出廷義務はなく、曺被告は欠席しました。
曺被告は、去年12月末、娘の奨学金を賄賂として受け取り、妻と共謀して息子と娘の不正入学に関与してしたなどとして、収賄、不正請託禁止法・公職者倫理法違反、業務妨害、偽造公文書行使など、合わせて11の罪で在宅起訴されました。
また、ことし1月17日に、文在寅(ムン・ジェイン)大統領に近いとされる柳在洙(ユ・ジェス)釜山市前副市長に対する監察打ち切り問題に絡んだとして、職権乱用の罪で追起訴されました。
20日の公判準備手続きで、曺被告側は、娘の不正入学に関与した罪について、検察の一方的な主張で事実関係が歪曲されたとして、起訴内容を否認しました。
柳在洙釜山市前副市長に対する監察打ち切りについても、大統領府青瓦台の民情主席としての最終決定権を行使したものだとして、起訴内容を否認しました。
裁判所は、まず、柳在洙釜山市前副市長に対する監察打ち切りについて審理する方針です。
また、子どもの不正入学をめぐっては、曺前長官の妻、チョン・ギョンシム東洋(トンヤン)大学教授も起訴され、すでに裁判が始まっているため、この裁判と合わせて審理するとしています。
裁判所は、4月17日に公判準備期日をもう一度開いたあと、本格的な公判を始める方針です。

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