新型コロナウイルスの感染拡大を受け、韓国からの渡航者の入国を制限している国と地域のうち一部で、企業関係者の入国を例外的に許可する事例が増えています。
外交部によりますと、16日までにアジアや中東などを中心に7から8の国が、特定のプロジェクトに携わっている韓国の企業関係者に対して例外的に入国を許可したといことです。
外交部の当局者は、「韓国のすべての企業関係者が対象なわけではなく、事案別に例外的にわれわれの要請を受け入れた形だ」と説明しています。
ベトナムは、韓国からの入国者に対して14日間の隔離措置をとっていますが、サムスンディスプレイのエンジニアらの入国を13日、許可しました。
政府は、新型コロナウイルスの陰性確認書や健康証明書などを所持する企業関係者に対しては例外的に入国を許可するシステムを整えるため、中国、ベトナム、インドネシア、インド、トルコなど20あまりの国と地域と協議を行っているということです。