政府は、新型コロナウイルスの感染者の治療に当たっている全国の医療スタッフへの支援と勤務環境の改善に取り組むと発表しました。
中央災害安全対策本部は15日、医療スタッフの勤務時間を原則として1日8時間、週40時間とし、それを超えた場合には、適切な補償を受けられるようにするとしました。
また、勤務状況に応じて、2週間から1か月の交代勤務を行い、勤務を終えた医療スタッフは、本人が希望した場合、自己モニタリングのための有給休暇を与え、保健所でウイルス検査を無料で受けられるようにするということです。
この他にも、自治体ごとに支援担当官を指定し、健康状態のモニタリングをはじめ、宿泊施設のリストや交通手段を提供するなど、医療スタッフへの支援を強化する方針です。