文在寅(ムン・ジェイン)大統領は15日、新型コロナウイルスの被害を最も多く受けた大邱と慶尚北道(キョンサンブクド)を「特別災害地域」に指定しました。
文在寅政権発足後に特別災害地域の指定が行われたのは、今回で7回目で、自然災害ではなく感染症の発生によって指定されたのは、今回が初めてです。
特別災害地域の指定は、「災害および安全管理基本法」に基づき、自然災害や社会的災害を受けた地域が、自治体自らの力では収拾できず、国の支援が必要であると認められた場合に行われます。
特別災害地域に指定された地域は、被害状況の調査をもとに復旧計画を立て、復旧費の50%を国から支援してもらうことができます。
また、住民の生活や住居の安定はじめ、死者や負傷者への支援などが行われ、電気やガス代、国民健康保険の減免なども行われます。