韓国に駐在する各国の外交団が13日、仁川国際空港を訪問し、新型コロナウイルスの検疫現場を視察します。
外交部によりますと、各国の外交団およそ20人は13日、仁川国際空港第1ターミナルを訪ね、出入国エリアにおける新型コロナウイルスの検疫手続きの様子を視察するということです。
康京和(カン・ギョンファ)外交部長官は先週6日に、駐韓大使館の関係者を集めた会合で「韓国が感染病の危機に対応する取り組みを信用していただきたい」として、仁川空港の検疫現場を訪問することを提案しました。
各国の外交団は、検疫所や外交部の関係者などから強化された出入国の検疫手続きについて説明を受け、韓国から出発する全ての出国者を対象にした発熱検査の様子を視察します。
また、一部の国から韓国に到着した入国者を対象にした体温検査や、特別検疫申告書の作成など、入国手続きを強化した「特別入国手続き」も確認します。
韓国で現在、特別入国手続きの対象となっているのは、日本、中国、香港、イタリアからの入国者で、15日からは、フランス、ドイツ、スペイン、イギリス、オランダからの入国者も対象となります。