輸出管理強化措置をめぐる韓国と日本の通商当局者による政策対話が10日、16時間にわたって開かれましたが、目に見える成果は得られず、結論は次回以降に持ち越されました。
両国は11日に発表した報道資料で、「韓国の制度改善を含む両国の法的および制度的輸出管理能力の強化計画を前向きに評価した」と明らかにしました。
また「両国の輸出管理や技術移転管理の実効性を高めるため、協力を強化する必要があるということで一致した」と伝えました。
しかし、輸出管理強化措置をいつ撤回するかについては、日本から回答を得られず、懸案解決に向けて今後も意思疎通を続けるという合意にとどまりました。
次の9回目の政策対話は、双方が日程を調整したうえで、ソウルで開くことで合意しました。