政府と与党は、新型コロナウイルスに対応するための補正予算の歳出をMERS=中東呼吸器症候群の感染が広がった2015年の補正予算の規模6兆2000億ウォンを上回る水準とすることを決めました。
補正予算は、防疫システムの補強や医療機関、隔離患者の支援のほかに、小規模事業者や中小企業の経営安定資金、超低金利の貸し出しなどに使われることになります。
また冷え込んでいる内需の掘り起こしにも充てる方針です。
政府はこうした補正予算案を今月5日まで国会に提出する予定で、臨時国会が閉会する今月17日までの可決を目指すということです。