韓国政府は新型コロナウイルスの市中感染が拡大していることを受けて、感染症の危機警報レベルをこれまでの「警戒」から「深刻」に引き上げました。
文在寅大統領は23日、政府庁舎で新型コロナウィルス対策会議を開き、感染症の危機警戒レベルをこれまでの「警戒」から最高レベルの「深刻」へ引き上げることを決定しました。
この決定は感染症専門家の勧告を受けて行われたもので、これまで感染者がソウルと慶尚北道、それに大邱に集中していたものが、22日には全国に広がったことによるものと見られています。
新型コロナウィルスの感染者は23日午前9時現在、昨日より123人増えて556人で、死亡者は5人となっています。