外交部は、去年11月から空席だった武漢駐在総領事に前の大連領事事務所長の姜承錫（カン・スンソク）氏を任命しました。
姜氏は赴任後、武漢市一帯に残っている韓国人の支援に当たることになります。
外交部によりますと、姜氏は1988年に外交部入りし、青島駐在副領事、香港駐在副領事、瀋陽駐在領事などを経験した中国通だということです。
姜氏は20日、援助物資を届ける貨物機に乗って武漢空港に到着したあと、地元のテレビ局のインタビューで「非常に厳しい時期に韓国政府がわたしを武漢に送ったのは大きな意味があると思う。どんな状況下でも韓中関係を維持し、韓国人の保護に努める」と語りました。