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政治

劉承旼議員 自由韓国党との新党統合進める 4月総選挙には不出馬

Write: 2020-02-10 14:14:05Update: 2020-02-10 14:26:05

劉承旼議員 自由韓国党との新党統合進める 4月総選挙には不出馬

Photo : YONHAP News

「新しい保守党」の劉承旼(ユ・スンミン)議員は、4月の総選挙に出馬せず、自由韓国党と統合して新党を立ち上げる考えを明らかにしました。
劉議員は新党への統合を進めるうえで、公認権や持ち分、党の役職は一切要求しないと公言していて、自身の既得権よりも党の合併に重きを置く狙いがあるものとみられます。
また劉議員は、「ただ単に合併するだけでは、国民の心を得ることができない」としたうえで、「自由韓国党は、改革保守としての道を進むべきだ」と強調しました。
自由韓国党の黄教安(ファン・ギョアン)代表は、「自由右派の統合に向け、貴重な決断をしてくれた」と話し、歓迎する立場を示しました。
こうしたなか、自由韓国党は早ければ13日にも合併に向けた決議を行い、新党に関する議論を進める議員を選出するものとみられます。
また、次期大統領選挙の野党候補でもある黄教安(ファン・ギョアン)代表が、ソウル市鍾路区から出馬すると宣言しているなか、劉議員が不出馬を宣言したのは、次期大統領選挙を見据えた決断であるとする見方も出ています。
一方、大統領府青瓦台がある鍾路区は、盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領や李明博(イ・ミョンバク)元大統領も出馬したことのある、いわゆる「政治1番街」と呼ばれています。
4月の総選挙では、鍾路区から、最大野党「自由韓国党」の代表で、朴槿恵政権の最後の総理を務めた黄教安代表のほか、文在寅政権の初代総理を務めた李洛淵(イ・ナギョン)氏が出馬を宣言しており、元総理同士が大統領選前哨戦となる「鍾路ビックマッチ」で対戦することになりました。
9日には、この二人の候補がそろって鍾路を訪れ、選挙運動に乗り出し、総選挙レースに本格的に火が付く形となりました。

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