新型コロナウイルスによる感染症が確認された患者に発熱、せきなどの症状が現れた時期に接触した人は、接触の程度にかからわらず全員が自宅隔離されることになります。
疾病管理本部は3日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、対応指針を一部変更し、4日から適用すると明らかにしました。
それによりますと、「密接接触者」と「日常接触者」という従来の接触の程度による区分を廃止し、すべての接触者に対して2週間の自宅隔離措置をとるということです。
感染症の患者に症状が現れた時期に半径2メートル以内の接触をした人、患者が閉鎖空間でマスクをしていない状態でせきをした際に同じ空間にいた人などは、疫学調査官の判断を経て接触者に分類される予定です。
自宅隔離の対象者は、それぞれ自治体の公務員1人が担当者として指定され、管理・支援を受けることになります。
対象者が保育施設に勤めている場合は、自治体の保育関連部署がリストを受け取り管理するということです。
鄭銀敬(チョン・ウンギョン)疾病管理本部長は、「接触者を1つに統合して自宅隔離させる一方で、1対1の担当者を指定して集中的に管理する」と述べました。