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政治

文大統領、「やむを得ない措置」 湖北省からの入国拒否で

Write: 2020-02-04 10:40:48Update: 2020-02-04 10:54:55

文大統領、「やむを得ない措置」 湖北省からの入国拒否で

Photo : YONHAP News

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向け、韓国政府が、入国前の14日間に、中国武漢を含む湖北省に滞在したことのある外国人については、4日から入国を拒否する措置をとったことについて「やむを得ない措置だ」と述べました。
文大統領は3日、大統領府青瓦台で開かれた首席補佐官会議で韓国政府の入国拒否について「世界各国も感染症の流入や拡散を防ぐために、入国制限や出入国管理強化などの措置をとっている」としたうえで、「国民の安全を守るためのやむを得ない措置だ」と明らかにしました。
今回の韓国政府の措置をめぐっては、回復しつつあった韓中関係に悪影響を及ぼすのではないかという懸念の声が上がっていました。
文大統領が直接、背景を説明したことや、入国拒否の対象を「湖北省に滞在した外国人」に限定したのも、韓国政府が中国との外交摩擦につながりかねないリスクを念頭に置いていることが背景にあるものと見られます。
文大統領はまた、この日の会議で、「中国は最大の人的交流国であり、最大の貿易相手国であるため、中国にとっての問題はわれわれの問題にもつながる」として、「隣人の苦しみを座視せずに共に連携していくことで、本当の意味での隣人になれる」と強調しました。

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