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政治

韓国政府「症状ない人をまず帰国させる」 武漢へのチャーター機派遣

Write: 2020-01-29 17:04:30

韓国政府「症状ない人をまず帰国させる」 武漢へのチャーター機派遣

Photo : YONHAP News

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、韓国政府は中国・武漢にチャーター機を派遣し、現地の韓国人を帰国させる際に、搭乗対象から除外していた発症した人も帰国させる案を検討していましたが、結局、症状がない人をまず優先的に帰国させることにしました。
中国政府は、37度3分以上の熱がある発症者に対して、航空機への搭乗を禁止し、隔離する予定だと通知していました。しかし、政府は現地の武漢の病院が飽和状態で、きちんとした治療を受けるのが難しい状況であることを考慮し、中国政府の方針よりは自国民の保護を優先して、症状がある人も帰国させる方針にいったんは変更しましたが、結局、中国当局の方針に従う形となりました。
症状のない入国者は臨時の生活施設に搬送され、2週間、隔離されます。この際、医療スタッフが24時間体制で発症の有無を確認し、異常があればすぐに病院に搬送する計画だということです。
入国者の生活施設には、忠清南道(チュンチョンナムド)牙山(アサン)市と忠清北道(チュンチョンブクト)鎭川(チンチョン)郡にある公務員の教育施設が使われる予定です。
今回、帰国する韓国人は、合わせて700人あまりで、30日と31日の2日間でチャーター機4機が派遣される予定です。この700人のうち、症状がある人の数は、まだ確認されていません。
一方、韓国国内で感染が疑われ検査を受けた人は、29日午後5時現在183人に上り、このうち155人は陰性判定を受け、残り28人が引き続き経過観察を受けています。

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