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政治

米国務省 ハリス大使の発言にも「全面的に信頼」

Write: 2020-01-20 13:33:21Update: 2020-03-05 09:47:04

米国務省 ハリス大使の発言にも「全面的に信頼」

Photo : YONHAP News

韓国政府が北韓への個人旅行を認める可能性を示唆したことについて、ハリス韓国駐在アメリカ大使が「アメリカとの協議が必要」と述べ、韓国国内で「内政干渉」という批判が出ている中、アメリカ国務省はハリス大使を「全面的に信頼する」という立場を表明しました。
アメリカ政府系メディアのボイス・オブ・アメリカ(VOA)によりますと、国務省は現地時間の19日、「韓米同盟を強化し、トランプ大統領を代弁するため努力しているハリス大使を全面的に信頼する」とコメントしたということです。
ハリス大使の発言が、同盟国の韓国への「内政干渉」と受け止められているという指摘については、「ハリス大使を含む誰も、韓国の主権に疑問を抱いていない」と話しました。
文在寅(ムン・ジェイン)大統領がことしに入って力を入れようとしている南北協力事業について、ハリス大使は16日、「制裁を科すことを触発させかねない誤解を避けるためには作業部会を通じて扱ったほうが良い」と述べています。
これを受けて統一部の報道官は、「対北韓政策は韓国の主権に当たる」と批判し、大統領府青瓦台は、「非常に不適切」と指摘し、不快感を示しています。
アメリカ国務省は、「北韓に対して一致した対応を取るため、韓米は緊密に調整している。すべての国連加盟国は安保理決議を履行しなければならない」とし、対北韓制裁の遵守を促しました。
またハリス大使が言及した「作業部会」について、国務省の方針にもとづくものかという質問に対しては、「アメリカは南北協力を支持し、南北協力は非核化の進展と並行して進められるよう、韓米の作業部会を通じて調整し、協議している」と説明しました。
一方、韓国政府が進める南北協力事業をけん制する発言をしたハリス大使に対して、大統領府青瓦台の関係者は17日、「発言が不適切だった」と述べました。
また、与党「共に民主党」の報道官も19日、ハリス大使に対して「同盟国への礼儀を守るべきだ」と批判しました。

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