中国の習近平国家主席が3月に韓国を訪問すると報じられたことについて、大統領府青瓦台は事実ではないと否定しました。
一部の韓国メディアは7日、中国現地の外交消息筋を引用して、習主席が3月に韓国を訪問するものとみられると報じました。
これについて青瓦台の報道官は同じ日、記者らに送ったメッセージで「決まっていることははい。習主席の来韓については中国と協議中だ」と明らかにしました。
一方、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は先月23日に行われた韓日中首脳会談に出席するため中国を訪れた際に、習主席とも首脳会談を行いました。このとき韓国訪問を要請していて、青瓦台はことしの上半期に習主席が韓国を訪問することはほぼ確定していると発表しています。
また、文大統領は7日午前に行った新年の演説でも習主席の韓国訪問について言及しました。
習主席が韓国を訪問したのは、朴槿恵(パク・クネ)前大統領の在任中の2014年7月の国賓訪問が最後で、ことし上半期の訪問が実現すれば6年ぶり、文大統領就任後では初の訪問となります。