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政治

法務部長官に秋美愛議員 検察改革加速か

Write: 2020-01-02 13:14:51Update: 2020-03-05 09:46:26

法務部長官に秋美愛議員 検察改革加速か

Photo : YONHAP News

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は2日、曺国(チョ・グク)前法務部長官の後任候補に指名した与党「共に民主党」の秋美愛(チュ・ミエ)議員の任命案を承認しました。
曺国前長官の辞任で空席となってから80日の空白を置いての任命で、秋美愛長官は2日の就任式のあと、ただちに業務を始めました。
秋美愛議員は裁判官出身、当選回数5回、党の代表を務めた経験もあり、安定感のあるベテラン現役議員です。
1995年に当時の金大中(キム・デジュン)大統領の誘いで党の副報道官として政界にデビューし、2016年には「共に民主党」の代表を務めて大統領選挙の指揮を執り、文大統領の当選に貢献した1人として評価されています。
秋長官の任命で、政府が進める検察改革がさらに加速するものとみられます。
文大統領が新年早々に新しい法務部長官を任命したのは、政権発足から4年目となる年を迎えて、自らが中心的な公約として掲げていた「検察改革」を加速させるという固い決意を示したものと受け止められています。
政治家や政府高官らの不正を捜査する新たな機関「高位公職者犯罪捜査処」を開設する、いわゆる「検察改革法案」が暮れに国会で可決されたのに続いて、検察と警察の捜査権の調整に関する法案も近く、国会本会議で審議される見通しで、検察改革に拍車をかけられる絶好のチャンスという見方が出ています。
秋長官も国会の人事聴聞会で、「検察に集中している権限の分散や、高位公職者の不正の根絶は、国民が熱望している」として、強力な改革に乗り出す姿勢を示しています。

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