韓国と日本の海峡を挟んだ自治体の知事らが集まって第28回海峡沿岸自治体交流知事会議が21日と22日に長崎県で開かれます。
韓日海峡沿岸自治体交流知事会議は、韓国の釜山市、慶尚南道(キョンサンナムド)、全羅南道(チョンラナムド)、済州特別自治道、日本の福岡県、長崎県、佐賀県、山口県の合わせて8の自治体が参加するもので、ことしは、韓日共通の懸案である「雇用創出や若者の雇用対策」について意見交換します。
韓国からは、呉巨敦(オ・ゴドン)釜山広域市長、金慶洙(キム・ギョンス)慶尚南道知事、元喜龍(ウォン・ヒリョン)済州特別自治道知事らが出席します。
呉市長は、「日本による輸出管理の強化で途絶えた釜山と日本の間の交流再開の糸口を見出すほか、日本の主要都市との経済協力を強化し、釜山の若者の雇用問題の解決策を探りたい」と話しています。
今回の会議は、24日中国成都で開かれる韓日首脳会談を控えて韓日の海峡沿岸都市の長が集まる会議ということで注目されます。
来年の会議は、慶尚南道で開かれる予定です。