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政治

文大統領、次期国務総理に丁世均前国会議長を指名

Write: 2019-12-17 15:05:57Update: 2019-12-18 08:47:57

文大統領、次期国務総理に丁世均前国会議長を指名

Photo : YONHAP News

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は17日、李洛淵(イ・ナギョン)国務総理の後任に丁世均(チョン・セギュン)前国会議長(69)を指名しました。
国会議長経験者の国務総理起用は初めてです。
今回の国務総理交代は、経済通として知られ、国会との協力姿勢を示すことのできる丁氏を国務総理に充てることで中盤の政権運営に勢いを得る一方で、国務総理在任期間が歴代最長で存在感のある李洛淵国務総理が、およそ4か月後に迫った国会議員総選挙で与党陣営の最前線に立って役割を果たせるようにする狙いがあるとみられています。
丁氏は、高麗大学法学科を卒業後、双竜グループに17年間勤務し、役員も務めるなど経済界での豊富な経験を持っており、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権では産業資源部、現在の産業通商資源部長官にも就いています。
また、現在の第20代国会の前半で国会議長を務め、国会と政府の協力が求められるなか、与野党間の協力を模索した経験があることも強みとされています。
ただ、立法府のトップ経験者が行政府の「ナンバー2」になることに対し、国会からの反発が予想されます。

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