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政治

米軍基地4か所が返還へ 浄化費用負担はひとまず韓国が

Write: 2019-12-12 10:44:57

米軍基地4か所が返還へ 浄化費用負担はひとまず韓国が

Photo : YONHAP News

韓米両国の間で、環境汚染の浄化費用の負担をめぐって合意に至らず、返還が見送られてきた韓国駐留アメリカ軍基地4か所が韓国に返還されることになりました。
韓米両国は11日、平沢(ピョンテク)のアメリカ軍基地で韓国駐留アメリカ軍との間の地位協定(SOFA)の合同委員会を開き、2009年から2011年にわたって閉鎖されたものの、汚染浄化の責任をめぐる両国の意見の違いによって返還が見送られてきた基地4か所を返還し、ソウルの龍山(ヨンサン)基地の返還をめぐる協議も開始することで合意したと明らかにしました。
返還が決まった4か所の基地は、いずれも油類や重金属などによる汚染が深刻な状態ですが、汚染の責任範囲で両国の隔たりは埋まらなかったため、推定1100億ウォンの上る浄化費用はまず韓国側が負担するということです。
韓米両国は「汚染浄化の責任や韓国駐留アメリカ軍が現在使用している基地の環境管理の強化方策、韓国側が提案するSOFA関連文書の改正の可能性について、韓米間の協議を続けるという条件で4か所の基地を即時に返還することで合意した」と説明しました。
韓米両国はまた、龍山アメリカ軍基地の返還をめぐる協議も開始することで合意しました。
これにより、2004年に両国が龍山基地移転協定を結んでから15年で、返還のためのプロセスが公式的にスタートしました。

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