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政治

韓国・メコン首脳会議 協力強化に向けて議論

Write: 2019-11-27 14:12:05Update: 2019-11-28 14:33:08

韓国・メコン首脳会議 協力強化に向けて議論

Photo : YONHAP News

韓国とメコン川流域のカンボジア、ラオス、ミャンマー、タイ、ベトナムの5か国の共同繁栄に向けた協力強化を話し合う第1回韓・メコン首脳会議が27日、釜山(プサン)で開かれました。
会議には文在寅(ムン・ジェイン)大統領をはじめ、ラオスのトンルン首相、ミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相、タイのプラユット首相、ベトナムのフック首相、カンボジアのプラック・ソコン副首相兼外務国際協力相が出席しました。
会議では文化・観光、人材開発、農村開発、インフラ、ICT(情報通信技術)、環境、気候変動やテロなどの非伝統的安全保障における協力の7項目の優先協力分野と、それに関連した多様な協力拡大策について議論し、具体的な協力策を盛り込んだ「漢江・メコン川宣言」を採択しました。
会議で、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、「年6%以上の高成長をもとに域内の成長をけん引しているメコン川流域国は、ASEAN=東南アジア諸国連合などとの関係を深めることを目指す韓国の‘新南方政策’および韓国とASEANの協力における重要なパートナー」と強調たうえで、「平和と繁栄のパートナ関係を構築しなければならない」と述べました。
メコン川流域5か国の首脳は、韓国の「新南方政策」に支持を表明するとともに、韓半島の完全な非核化と恒久的な平和構築に向けて、韓国政府とともに努力していくとの意志を示しました。
首脳らはまた、毎年開かれるASEAN関連首脳会議に合わせて、韓国・メコン首脳会議を定期的に開催することで合意しました。
大統領府青瓦台は、「今回の首脳会議により、メコン川流域国との共同繁栄に向けた土台を築くことができた」としています。

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