バンコクを訪れている文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、現地時間の4日、トランプ大統領の特使として東アジア首脳会議に出席したホワイトハウスのオブライエン大統領補佐官と会談しました。
オブライエン補佐官は9月に任命されたばかりで、文大統領と会談するのは初めてです。
この席で、文大統領は、北韓に対し忍耐を持って関与を続けることが重要と述べるとともに、大統領府青瓦台とホワイトハウスとの緊密なコミュニケーションの役割を果たすよう求めました。
青瓦台によりますと、韓日関係についても意見が交わされたということで、日本による輸出管理強化規制や韓日軍事情報包括保護協定などについても議論したものとみられています。
オブライエン補佐官は、最近母親を亡くした文大統領に対するトランプ大統領の弔意が含まれた直筆署名の書簡を手渡したということです。