今月22日に行われる日本の天皇の「即位礼正殿の儀」に韓国政府代表として参列する李洛淵（イ・ナギョン）国務総理が当日、大統領専用機に乗って日本を訪れることがわかりました。随行する記者団も国務総理の随行団としては過去最多になる見通しです。
国務総理室は15日、李総理が即位礼正殿の儀に参列するため日本を訪れる際に使用する飛行機は当初、空軍2号機を予定していたが、大統領専用機である空軍1号機に変更することになったと発表しました。
変更の理由について、随行取材を申請した記者団が予想より多かったことがあります。今回の訪日には30の報道機関、50人の記者が随行を申請していて、国務総理の外遊としては過去最多になりそうです。
李総理の訪日を巡っては、日本の輸出管理強化や韓国の韓日軍事情報包括保護協定（GSOMIA）の破棄などを背景に、韓日関係が冷え込んでいる中、今回の訪日が関係修復のきっかけになるか、関心が集まっています。その他にも、李総理が訪日期間中に安倍晋三首相と会談できるか、文在寅（ムン・ジェイン）大統領が李総理を通して日本へメッセージを伝えるかなども、大きな関心事となっています。