韓国政府は現地時間の8日、アメリカ・ニューヨークでセミナーを開き、韓国の輸出管理制度について説明して、日本による輸出管理強化措置の不当性を訴えました。
産業通商資源部と外交部は、ニューヨークの国連本部で開かれた国連総会の第1委員会に合わせて、8日、ニューヨークで韓国の輸出管理制度についてのセミナーを開きました。
セミナーは、韓国の輸出管理の実情と成果を国際社会に広くアピールし、国際社会からの信頼を高めるために開かれたもので、国内外の専門家が出席し、輸出管理の実施状況や課題、国際協力の強化などについて発表と討論を行いました。
セミナーで政府は、「韓国は輸出管理をめぐる国際的な枠組みを守り、徹底した輸出管理制度を運用している」と説明し、「韓国に対する日本の輸出管理強化は不当なもので、韓国企業の部品調達で不確実性を高めている」と述べました。
日本は、韓国に対し輸出管理強化措置を取った理由について、「韓国の輸出管理制度とその運用に不十分な点があるため」としています。