世界の政財界トップが集まる「ダボス会議」を主催するスイスのシンクタンク「世界経済フォーラム」は9日、2019年の国際競争力ランキングを発表しました。
それによりますと、韓国の総合順位は141か国・地域の中で13位となり、前の年の15位から上昇しました。
1位はシンガポール、2位はアメリカで、前の年の順位と入れ替わりました。
次いで、香港、オランダ、スイス、日本、ドイツの順となっています。
韓国は、評価部門12項目のうち「情報通信技術の普及」と「マクロ経済の安定性」で2年連続の1位となり、「韓国は世界の情報通信技術のリーダーで、マクロ経済の安定性は世界最高レベル」との評価を受けました。
一方で、労働市場の柔軟性や生産物の市場競争力などに課題があるという指摘を受けました。