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政治

国会議長「国論の分裂は限界、与野党に自重求める」

Write: 2019-10-04 14:28:58Update: 2019-10-04 15:08:01

国会議長「国論の分裂は限界、与野党に自重求める」

Photo : YONHAP News

文喜相(ムン・ヒサン)国会議長は4日、 曺国(チョ・グク)法務部長官をめぐって国論を二分する対立が深まっていることに関連し、「国民のの分断と世論の分裂は限界を超え、極めて危険な状況だ」という認識を示し、与野党間の冷静な議論を呼びかけました。
文議長は4日、国会で首席秘書官会議を主宰し、曺国長官を支持し「検察改革」を求めるろうそくデモ集会の一方、「曺国退陣」を求める保守派の集会が3日に光化門(クァンファムン)広場で開かれたことに言及し、「国論を二分する対立が激しさを増しているにもかかわらず、国会と政権はむしろ対立を煽っている」とし、「分裂の政治、国民を分断し、扇動する政治は危険水域に達している」と強く批判しました。
そのうえで、「街に出た国民の意志は、十分伝わったと思う」と述べ、「今後は国会がそれに答えるべきだ。与野党は自重し、民生と国民の統合に向け、知恵を出し合うことを切に願う」と強調しました。
曺国長官と検察改革をめぐって、曺国長官を支持する革新派の大規模な集会が先週28日に、最高検察庁にあたる大検察庁前の道路を占領して開かれたのに対し、曺長官の解任と文在寅大統領の退陣を求める保守派の大規模な集会が3日、ソウル中心部の光化門広場一帯を埋め尽くして開かれ、互いに勢力を誇示する形となりました。

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