文在寅（ムン・ジェイン）大統領の国政運営に対する支持率が、40%前半まで下がり、中道層による前向きな評価が大きく下落したことが、３日、分かりました。
世論調査会社「リアルメーター」が先月30日から２日間、全国の成人男女1506人を対象に行った世論調査によりますと、文大統領の国政運営に対する前向きな評価は、先週より2.5ポイント下がって44.8%、否定的な評価は、先週に比べ1.3ポイント上がって51.5％でした。
特に、中道層による前向きな評価が、先週の44.9%から39.2%に大幅に落ちたことが分かりました。
また、ほとんどの地域と階層で支持層の離脱が見られた一方、30代と革新層での支持層の固まりが目立ったということです。
リアルメーターは、「文大統領の検察改革への支持、曺国（チョ・グク）法務部長官関連のメディアの報道、北韓の潜水艦発射弾道ミサイル（SLBM）の発射などが、今回の世論調査の結果に影響したとみられる」と分析しています。
政党の支持率は、与党の「共に民主党」が38%を記録して先週より3.9ポイント下がり、最大野党の「自由韓国党」は先週より2.1ポイント上がって32.6%となりました。