韓国の総合エンタテインメント企業CJ ENMは24日、 CJ ENM主催の音楽賞、MAMA(Mnet Asian Music Awards)の授賞式を12月に日本のナゴヤドームで開催すると発表しました。
MAMAはミュージックビデオを対象にした賞で、ことしで20周年を迎えます。その授賞式は、2010年以来、韓流ブームが追い風となって、大規模なアジア音楽授賞式へと発展し、日本や香港、マカオ、シンガポール、ベトナムなど、東アジアを中心に、海外でも開催されてきました。
最近、韓日関係が冷え込んでいるなか、今回の開催地を日本に決めたことについて、MAMAの運営事務局は、「開催地の選定については多くの議論を重ねたが、政治問題とは別に民間の文化交流は続けるべきだというのが大方の意見で、日本での開催が決定した」と述べています。
CJ ENMは「アジア最高の音楽賞として定着したMAMAは、K-POPのグローバルな影響力と韓流拡大の起爆剤としての役割を果たしてきた。国と文化の境界を越えて、K-POPとアジア音楽が世界の主流になれるよう努力を続けていきたい」としています。