韓日の対立の深まりで、開催が見送られていた韓日・日韓議員連盟の合同総会がことし11月1日に開かれることになりました。
日本の超党派でつくる日韓議員連盟は10日、幹部会議を開き、韓国の韓日議員連盟との合同総会を11月1日に東京で開催することにしたと発表しました。
韓日・日韓議員連盟の合同総会は今月中に開かれる予定でしたが、日本による輸出規制の強化措置や韓国政府によるGSOMIA=韓日軍事情報包括保護協定の破棄決定などの影響で延期されていました。
共同通信によりますと、日韓議員連盟の額賀福志郎会長は幹部会議で、「経済的な課題が安全保障の次元にまで波及した事態には驚いている。日韓関係は困難な時期だが、世界的な常識に沿って問題を解決できるよう努力したい」と述べたということです。
韓日議員連盟と日韓議員連盟は、これまで毎年1回、相互に合同総会を開いてきました。