韓国の外交にとって重要な国や地域を担当する外交部の課長ポストに女性が相次いで起用され、注目を集めています。
先月、日本を担当するアジア太平洋1課長にイ・ミンギョン氏が任命されたのに続き、対アメリカ外交全般を担当する北米1課長(45)に女性としては初めてパク・ウンギョン長官補佐官(42)が内定したことが、8日、明らかになりました。
現在、中国とロシアを担当する課長も、いずれも女性です。
このような外交部における女性管理職の起用拡大は、康京和(カン・ギョンファ)外交部長官の強い意向が反映されたものとみられています。
康長官は2007年の就任当時、8%だった女性管理職の割合を現政権の任期中に20%まで拡大させるという方針を表明していました。
最近では外交官候補者選抜試験の合格者のうち、女性が過半数を占めているだけに、今後も外交分野での女性の活躍はさらに拡大するだろうと見られています。