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政治

外交部北米局長らが訪米、米当局者と「GSOMIA協議か」

Write: 2019-09-09 10:32:07Update: 2019-09-09 16:35:24

 外交部北米局長らが訪米、米当局者と「GSOMIA協議か」

Photo : YONHAP News

韓国外交部の金泰珍(キム・テジン)北米局長と金丁漢(キム・ジョンハン)アジア太平洋局長が5日、アメリカ国務省の当局者とワシントンで会談し、韓日関係の悪化や韓米関係における懸案について議論したことが8日、明らかになりました。
韓国政府が先月22日、韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を決定してから、韓米関係に対する懸念が浮上して以降、韓国の高官級当局者がアメリカを訪れたのは初めてです。
また、日本を担当するアジア太平洋局長が、アメリカ訪問に同行するのは極めて異例で、最近の韓日関係の悪化が韓米関係に飛び火している状況を踏まえた措置との見方が出ています。
今回の会談で韓国側は、日本政府が、安全保障上の理由で韓国への輸出規制を強化したため、信頼関係が損なわれた日本と敏感な軍事情報の交換を行うことはできないと判断し、GSOMIAの破棄に至ったという韓国政府の立場を伝えたものとみられます。
また、アメリカが反対したにも関わらずGSOMIAの破棄を決定したのは、日本側の責任が大きいという点を強調したうえで、日本が輸出規制措置を撤回すれば、韓国政府もGSOMIAの破棄を見直すことができるとの立場を示したものとみられます。
これについて、GSOMIAの終了満期を迎える11月22日までに元の状態に戻せるように、アメリカ政府が積極的な役割を果たすことを促す狙いがあるとの分析が出ています。
一方、韓国がGSOMIAの破棄を決定したことについて、アメリカのポンペイオ国務長官をはじめ高官級の当局者が相次いで「失望」と「懸念」を表明したため、韓米関係の悪化を懸念する声があがっていました。

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