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政治

韓・ミャンマー首脳会談 平和・和平プロセスで協力

Write: 2019-09-04 12:21:35

韓・ミャンマー首脳会談 平和・和平プロセスで協力

Photo : YONHAP News

東南アジア3か国を歴訪している文在寅(ムン・ジェイン)大統領は3日午後、ミャンマーの首都、ネピドーに到着し、アウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相と首脳会談を行いました。
両首脳は会談で、韓国とミャンマーがいずれも「平和・和平プロセス」を国の最優先課題として進めているという認識で一致し、両国が直面しているこうした課題の解決に向けて協力していくことで合意しました。
文大統領は、ミャンマーが「韓半島平和プロセス」の進展を積極的に支持していることに感謝の意を示し、ミャンマーも「和平プロセス」の進展を通じて民族間の融和や国家統合を成し遂げられるよう希望しました。
これに対して、スーチー国家顧問は、これまで南北や米朝首脳会談など前向きな状況の変化を導き出した韓国政府の努力を高く評価し、今後も韓半島の非核化や平和定着に向けた韓国政府の努力を積極的に支持すると表明しました。
ミャンマーでは、1948年の独立以降、70年あまり続いた少数民族との対立を終結させ、民族間の和解や民主的連邦制をビジョンに掲げた「ミャンマー和平プロセス」が進められています。
一方、両首脳は両国の経済協力を拡大することで合意し、その一環としてミャンマーに対する韓国の対外経済協力基金を10億ドルに増やすことにしました。
またミャンマー政府は、韓国企業の苦情の解決を担当する部署を新たに設けることにし、ことし11月に釜山で開かれる韓国とASEAN=東南アジア諸国連合特別首脳会談や、ラオス、カンボジア、ミャンマー、ベトナム、タイのメコン川流域国の首脳が参加する韓・メコン首脳会議の開催を成功させるため積極的に協力することにしました。
文大統領は4日、ミャンマーの中心的な経済都市、ヤンゴンを訪れ、韓国企業のミャンマー進出の足掛かりとなる経済協力産業団地の起工式に出席します。

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